2021/7/6 配信
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
じめじめと湿っぽい毎日ですが、気持ちだけはカラッといきたいですね。
先日、サンゲツ様開催の「2021 海外トレンドウェブセミナー」をWebで拝聴しました。
♦サンゲツ:2021 海外トレンドセミナー~MAISON & OBJET DIGITAL DAYS / TREND COORDINATE~
参加お申し込みはこちらから(※現在は開催終了しております)
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20210525102350.html
こちらのセミナーでは2021年のファブリックトレンドのキーワードについても取りあげられており、柄、色、素材とセクションごとにわけ、非常に分かりやすく解説されていました。
●ファブリックトレンドキーワード●
【柄】
Landscape:自然風景柄。アフリカや北欧、インドなど国や地域は様々。
Graphical:幾何学模様。バウハウスデザインにインスピレーション!
Art Deco:20世紀初頭のアールデコスタイル。華やかで高級感。
Shading:もや、霧がかったようなものや絞りなど。
【色】引き続きグリーンは注目。アースカラーが増えました。
Brown / Gray / Green / Natural
【素材】
Voluminous:昨年に続きブークレなどのボリューム素材。今年は+ファーなどバリエーション増えました。
In between:ドレープとシアーの中間的なもの。ドレープをかけず1枚でかけるスタイル提案。
3D Embroidery:ボリュームを持たせた立体感のある刺繍。
Sustainable:サスティナブルを考慮したリサイクル糸使用の生地。
こちらのキーワードともとに、FABRISTAで取扱いのブランドからおすすめの生地をピックアップしてご紹介させて頂きたいと思います!
KENDIX「idyll」 (Width:320㎝ Repeat:161㎝)
オランダ、ケンディックスの今年の新作です。
グリーンやナチュラルなどトレンドを抑えたカラーバリエーション×ランドスケープ柄のドレープです。フラットカーテンでのお仕立てがおすすめです。
KENDIX「Element」(Width:310㎝ Repeat:162㎝)
もやがかったニュアンスのインビトウィーンシアーです。
素材はポリエステル100%。色展開は全8色。
柔らかな光の透け感が美しい1点です。
de ploeg:「monza」(Width:140㎝)
monzaはボリュームのあるブークレの張地です。
カラーバリエーションも23色と豊富で、マーチンデールも80000と十分な強度を備えています。
プルフは椅子張り地も豊富にラインナップしているブランドですので張地をお探しの際はぜひご検討ください。
drapilux「Bauhaus series」188/150/185/809
ドラピルックス(ドイツ)のバウハウスシリーズです。
その名の通り、バウハウスデザインからインスピレーションされたコレクションです。
【188】細いストライプがモダンなスカンジナビアンを思わせるデザイン
【150】シェルリ技法(横糸を部分的にゆるく経糸に組み込み、余った糸を切り取る技法)で、立体的な表面をデザイン
【185】モザイクタイルのような模様が目を引くデザイン。生地が二重になっているので地厚で、しっかりとしています。
【809】彩度の低いスモーキーなパステルカラーがモダンで落ち着いた印象。空気清浄機能付きの生地の為、においが気になる空間にもおすすめです。
ファブリックトレンドは年々変化していきますし、なかなか難解なこともありとっつきずらさもあります。
(私も日々勉強中です!(^^;))
でもほんの少しエッセンスを取り入れるだけでも新鮮な印象を与えてくれたり、変化を感じるのが面白さでもあるなぁと思います。
ご紹介したファブリックはもちろん、ほかにも2021年の新作などショールームには取り揃えておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
皆様のお仕事のお役に少しでも立てれば幸いです。
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