2021/10/26 配信
パンデミックも終焉を迎え、世界活動がいっせいに動きだした、 とジャッジされたのでしょうか?
朗報ですが、来冬のドイツHeimtextil 2022も開催されることが決定されました。 たいへん喜ばしいことです。
さて、先週、ビッグサイトにて家具見本市IFFTが開催されまし た!ごく一部ですが、 個人的に目に留まったものを簡単に並べさせていただきました。
なかでも飛騨産業さんのHidakumaは隈研吾氏が設計された 、見た目にも「美しい家具」でした。 日本の木の価値を再発見した作品です。 展示品には座れませんでしたが、 きっと座り心地もバツグンによいのでしょう。
また、LIFESTYLE SALONでは、 ハイムテキスタイルアンバサダーの南村弾さんのトークイベントが あり、 私はしっかり並んで最前列にて拝聴させていただくことができまし た。とても示唆に富んだ内容で、 勉強した気分で帰ってまいりました。
来年のハイムテキスタイルテーマは「Next Horizon」だそうです。それは、 これからの私たちの暮らしのあり方、 インテリアを通して生活をデザインしていくことを提案しています 。
今、時代は「サスティナビリティ」から、「リジェネレーション= 再生」のステージに入りました。(入ったそうです。)「 持続可能な世界」とは、例えば、 いかに二酸化炭素の排出を減少するか、陸や海を汚さないか、 とマイナス面を減らすことでした。これからは、 それだけでは十分ではなく、人間が自ら動き自然に回帰する、 プラスになることを意図的に生み出していくことが必要であるとさ れています。
先月のミラノサローネでのヨーロッパの家具祭典の様子などもお話 してくださり、 実際の家具を見ながら非常に説得力のあるものでした。
天然石、無垢材、コンクリートなどのマテリアルを使い、 ナチュラル、シンプルだけではない、 新しいデザインや多様なかたちを使った、 新しい感覚で機能性を充実させたプロダクツのいくつかをご紹介い ただきました。
それは、懐古(回顧)主義だけではなく、 未来のために楽しみながら長く使えるものと共に暮らす「 シンプル+ポジティブ、ジョイ(楽しみ)」 の再提案でもあります。
テキスタイルの世界では、余っている素材やもともとあるものを、 最新の技術でより丈夫で強く快適に、そして自然にやさしく( 土に還っていくような)、クラフトマンシップ、 個人的なものを作り出す。そして何より、 同じ趣味の仲間を増やしていくことでしょうか?
>>ご不明点、お問合せ等ございましたらお電話、またはこちらま で