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11/2:【ファブリックで快適な寝室をつくろう 】

 

2021/11/09

 

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2021/11/2 配信


 
今年は秋を通り越して冬が前のめりに訪れ、朝コートを着こんで出かけることも当たり前の習慣となって参りました。
師走並みの寒さの中、青果店では、白菜や大根が飛ぶように売れているそうです。
献立も冬仕様。鍋やおでんが恋しい季節がやってきましたね。
 
さて、今回のテーマは「ファブリックで快適な寝室をつくろう」
 
お客様とお打ち合せをしていると、「寝室にはどんなカーテンがいいだろう」「ベッドリネンの素材は何がいい?」というご質問を多くいただきます。
一日の疲れを取る寝室は、リビングダイニングと同じくらい大切な空間ですよね。
 
毎日7時間、ぐっすり眠りたい私は、睡眠、いや、安眠に強いこだわりを持っています。
今回は、ファブリックという観点から心地よい寝室づくりを徹底解説いたします。
 
 
【Point 1】カーテンはリラックスできる色に
 
寝室におすすめの色は、
● ベージュやアイボリー
● ブルー系
● グリーン系
Baker lifestyle/HOMES&GARDENS COLLECTION
 
 
自然の木、麻、畳など、薄いブラウンやベージュは、日本人の肌の色に近く、人の気持ちを癒す効果があると言われています。
 
ブルー系は沈静効果があるため、仕事とプライベートの切り替えがつきにくい方や寝る前に考え事をしてしまう方におすすめです。
 
ただ、ブルーの色味によっては、肌寒い印象になりかねないので、柄で取り入れたり、生地の風合いに温かみのあるものを選ぶとよいでしょう。
植物をイメージさせるグリーンは安心感を与え、心を穏やかにする効果があります。
 
 
 
 
【Point 2】ベッドリネンはリネンで
 
リネンは、天然素材の味わいがあり、肌触りもよい素材です。
リネンと聞くと、夏向きのさらっとしたイメージが強いですが、実は保温性が高いのです。
 
リネン繊維は、中が空洞になっていて空気をため込む性質があります。
体温が上昇したら熱気がその空気層に行き、溢れた熱気は外に出します。
そのため内側の温度を一定に保つことができる、という仕組みです。
 
さらに、中が空洞になっていることから、水分を自然に外に出そうとするので、蒸れにくく、すぐ乾きます。洗濯しても、自然乾燥で十分乾いてしまいます。
 
ただ、リネンはお洗濯によって5~10%縮む特性があります。
特に30度以上のお湯で洗ってしまうと、縮みやすいので注意が必要です。
縮みは数回お洗濯をすることで止まりますが、乾燥機の使用は避けてください。
またシワになりやすい性質のため、干す時はパンパンとシワを伸ばしてから干しましょう。
リネンを使用する際の注意点を上げましたが、やはりそれを上回る恩恵がはるかに多いのがリネンです。
 
リネンは、天然繊維の中で突出した「熱伝導率の高さ」を誇っています。
温かい素材としてウールを想像する方もいるかと思いますが、温まりの速さはウールでも勝てません。初めはひやっとしても熱伝導率が高いためすぐに温まります。
 
また、綿は汚れが繊維の中に浸透しやすいので、匂いも付きやすいですが、リネンには、ペクチンという汚れをはじく成分が含まれています。
Scalamandre/TOSCANA LINEN
 
 
ペクチンはリンゴなどにも含まれる天然のゲル化剤で、抗菌性を持つともいわれ、清潔に使用することができます。
 
また、汚れにくくするだけでなく、生地の毛羽立ちを抑える効果もあります。
ポリエステルは、静電気が発生しやすいですが、天然繊維であるリネンは埃やゴミが付きづらいのも特徴です。
 
たくさんのメリットがあるリネン。海外では、1年を通して使われています。
 
一日の終わりにやわらかな肌触りのリネンに包まれて眠る、想像しただけでなんとも幸せな気持ちになりますね。
 
 
 
 
【Point 3】遮光カーテンをライフスタイルにあわせて選ぶ
 
朝日が強く入り、目が覚めてしまうという場合だけでなく、夜間の車の光や信号の明かりなども睡眠の妨げになります。
こうした光をしっかり遮断したい方には遮光カーテンが有効です。
 
お気に入りの生地が見つかったのに、遮光機能がついていなかった!という場合でも、裏地を付けることで遮光機能を持たせることができます。
de ploeg: /GOODNIGHT 48
 
 
「朝は寝坊しがち」「朝日を浴びてすっきり目覚めたい」
という方は遮光2~3級を選びましょう。
完全に真っ暗にはなりませんが、朝日や西日を和らげて、選べるデザインの幅もぐっと広がります。
 
 
 
 
【Point 4】ベッドサイドにラグを敷く
 
ラグの起源は人がまだ洞窟に暮らしていたころに遡ります。
北米などの寒い地域では寒さをしのぐために動物の毛皮が使われ、日本を含む南の国では暑さをしのぐため植物を編んで作られました
長い歴史を持つラグですが、ベッドサイドに敷くことで、フローリングからの冷え・熱気などを和らげてくれます。
また、寒さ対策だけでなく、カーテンやベッドリネンとトーンを合わせれば、お部屋のインテリアレベルがアップします。
 
 
 
 
【Point 5】ベッドにクッションやボルスターを置く
 
枕とは別にクッションやボルスターを枕元に置くことで、一気にホテルライクに仕上がります。
海外のホテルに行くと、どれがクッションでどれが枕?!と思ってしまうほど、沢山クッションが置かれていることがありますね。
GP&J BAKER/BAKER ORIGINALS COLLECTION
 
「装飾的な役割」と「背もたれの役割」があるわけですが、沢山のクッションは空間に立体感を出し、色や柄の組み合わせによっては、遊び心や個性が生まれます。
グラデーションにするのも奥行きが出ますし、壁紙やカーテンなど周りのインテリアの色とリンクさせるのもいいでしょう。
本を読むときや、テレビを見るとき、優雅に朝ご飯を食べるときなどの背もたれや肘置きとして役立ちます。
 
自分のベッドが海外のおしゃれなホテルのようだったら、寝るのが楽しみになりそうですよね。
 
いかがでしたでしょうか。
肌に直接ふれるファブリックを丁寧に選ぶことは心地よい眠りへの第一歩です。
この記事を書きながら、早くも自分のベッドが恋しくなってきました。
 
街には以前の活気が溢れて参りましたが、くれぐれもご自愛ください。
 
 
 
 
 
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