*** 和室のおしゃれな窓辺づくり***
和室をおしゃれに演出するウィンドートリートメントをご紹介します。
和室というと、障子やすだれで内と外を仕切るイメージが強いかと思います。
でも実は、和室に合う柄や色のカーテンを選ぶことで、レトロな雰囲気を醸しだしたり、モダンな空間にチェンジできたり、和の空間もおしゃれに楽しむことができますよ。
和の雰囲気に合う柄を選ぶ
和室といえば落ち着いた雰囲気を思い浮かべる方が多いでしょう。
もし無地でなく柄のカーテンを選ぶなら、その空間に合うのはやはり日本の伝統的な柄が使われたカーテン。例えば、麻の葉模様など小さな同じ模様が連なる小紋柄は「和」の落ち着いた雰囲気にとけこみアクセントとなります。

麻の葉模様のカーテン (リリカラ 品番TM-54162)
また、幾何学模様も和室にマッチする柄の一つです。襖や畳、障子、など和室を形づくるエレメントは四角で仕切られ整理された空間です。シンプルともいえる空間には、連続性のある小紋柄や幾何学模様もしっくりきます。
自然を感じる色合いを取り入れる
自然を感じる色合いは和の空間によく合います。なぜなら、和室自体が自然素材で作られているからです。柱は木材、畳はイグサ、壁は本来、土壁や珪藻土、障子は和紙から成り立ち、その色はブラウンやベージュ、くすんだグリーンです。その中で違和感なく簡単に取り入れられる色は、アースカラーと呼ばれるような自然の中にある色合いです。
では、オレンジやピンクといった彩りのある色を取り入れたい場合はどうしたらいいでしょうか。その場合は、ビビッドのようなはっきりとした色合いや、透明感のあるパステルトーンではなく、少しダークなオレンジやグレイッシュなピンク、というように落ち着いたトーンにしたり、手触りがマットでナチュラルな風合いを選ぶと和の空間にマッチします。

自然素材が相性抜群
カーテンの素材としては、コットンやリネンなどの天然素材がおすすめです。
天然素材のナチュラルで優しい風合い・肌ざわりは和室の雰囲気によく合います。
ただし、天然素材は湿度によって伸び縮みすることを忘れずに!
「どうしても伸び縮みが気になる」という方は、ポリエステルでもリネンライク・コットンライクの生地から選んでみてください。

(KENDIX 品名RAH コットン90%,ポリエステル10%)
最後に、カーテン以外の窓廻りアイテムもご紹介します。
ニチベイが扱うウッドブラインド、「クレール」の中には「バンブースラット」の製品がございます。こちらはその名の通り、竹でできたスラットで、竹の風合いが美しく軽やかな印象のブラインドです。カラーはホワイトから重厚感のある色まで豊富なので、イメージに合わせて選ぶことができます。

(ニチベイ ウッドブラインド クレール バンブースラット)
ハニカムスクリーンは、ハニカム構造の幕によって冬は暖かさを逃がさず、夏は日射しを遮るという機能性に優れたアイテムです。
そして室内にロールスクリーンやブラインドとはまた違った、優しげな光を取り入れることができます。

(立川ブラインド工業 ハニカムスクリーン ブレア)
今回は和室の窓廻りについてご紹介いたしました。昨今、和室がある家は少なくなってきていますが、和室でも色や素材を組み合わせて、インテリアを楽しむことができます。
カーテンであれば、機械製品にありがちな故障の不安がなかったり、生地によっては家で洗濯ができたり、メンテナンスが楽チンですね。是非、和の空間でも居心地よい自分なりの空間づくりを楽しんでみてください。
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