***オルガテック視察に行ってきました***
楽しみにしていたゴールデンウィークもあっという間に去ってしまい、次の楽しみを模索中の私です。
連休前に4/26-28で開催されたオルガテック@東京ビッグサイトに行ってきましたのでレポートします。
オルガテックとは、オフィス家具の見本市で、1953年にドイツ・ケルンで始まった歴史あるイベントです。
日本での開催は去年に続き2度目ということで世界中から120以上のブランドが参加したようです。
まず会場に到着して私が思ったことは『どの出展者も気合が入っているなぁ~!!』ということ。
近年、展示会に出かけてもどんどん規模が小さくなるブース、メーカーもお金を掛けずに出展している傾向があり、
正直がっかりすることが多かったのですが、オルガテックは良い意味で予想を裏切ってくれました。
会場はどこも大盛況。あまり接客に付かれず自由に見れるというのもその要因なのかもしれません。
コクヨやオカムラなどの日本ではおなじみのオフィス家具メーカーをはじめ、ホームユースの家具ブランドも
オフィス事業にかなり力を入れていることが伝わりました。
海外ブランドはさすがのデザイン力で機能性だけというオフィス家具の固定概念を覆すおしゃれな家具をたくさん展示していました。
オルガテックは家具の展示だけではなく、『これからの働き方』や『オフィスの在り方』を提案していて、
近年は事務所スペース、会議室、打合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指すコワーキングや、
事務所内に固定の席を持たずノートパソコンで自由に場所を移動しながら仕事をするフリーアドレスを取り入れる会社も増えました。
今はカラフルで素敵なオフィス空間も主流になり、働く人がストレスなく過ごせる環境づくりを提供しようとする取り組みが多くみられます。
その中でも私が注目したのはTesera(テセラ/https://tesera.jp/)という金沢のメーカーで、設立からまだ1年もたたない新しい会社です。
決まった規格の中で組み合わせてつくるモジュラーファニチャーを販売しており、それがとてもスタイリッシュで機能的!
フレームは細く、強度は大丈夫なのかなと心配してしまうほどなのですが、もちろん頑丈で耐荷重もあり、
組み合わせ次第でデスクにもベンチにもシェルフにもなるという柔軟性、マテリアルもセラミック等高級感があって安っぽくない。
展示のコンセプトはスタートアップで小さな場所から始めたオフィスが、発展し規模が大きくなり、大きなスペースへ移ってもそこで使っていた家具を組み替えて
その場所に合わせて使うことが出来るというサステナブルなストーリーとなっていました。
ぜひ提案してみたい商品と出会えたことは何よりの収穫でした!
今回を逃してしまった方はぜひ来年訪れてみてくださいね。
ありがとうございました♪